麻の実の栄養素

世界でははるか紀元前より人々の食生活を支えてきた麻の実にも、人間の身体に不可欠な栄養素がたくさん含まれています。古代中国では麻、黍(きび)、麦、菽(まめ)稲、を五穀としていて、日本では 縄文時代から食され、江戸時代には実生活に有用とされた3種の麻・藍・ 紅花を三草と呼ばれ 各藩で栽培を奨励し藩営専売のもとに統制されることが多かった。古来から不可欠なスーパーフードです。

麻の実は、必須アミノ酸を9種類全を含み、大さじ1杯(25g位)の摂取だけで、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛の1日あたりの必要量をクリアできるなど、ミネラルもたっぷりです。麻の実に含まれるたんぱく質の量は100gあたり33gもあり、鳥のささみ(20g)や牛もも肉(20g)よりも多く、私たちが普段食べている食材よりタンパク質が多いと言われています。

人体の約70%は水ですが20%はたんぱく質で出来ています。

また麻の実は体内で合成することのできない多価不飽和脂肪酸 オメガ3 オメガ6も多く含麻れています。

お釈迦様は、麻の実と麦だけを食べて6年間も修行をしたなんて話もある様です。

これらの豊富な成分によって、心臓病のリスクを下げ、炎症作用の抑制、アトピー等肌の作用など健康効果が報告されています。